nisinari BLOG
 オナニーをしようと誘うのは、ペニスだった。おぼえたての頃は、そうだった。
 でも、何度もしているうちに、オナニーに誘うのはいつもぼくのほうで、ペニスはしぶしぶそれにつきあってくれるといったふうになっていた。

家族解散 / 糸井 重里

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人生は積み重ねだと誰でも思っているようだ。ぼくは逆に、積みへらすべきだと思う。財産も知識も。蓄えれば蓄えるほど、かえって人間は自在さを失ってしまう。過去の蓄積にこだわると、いつの間にか堆積物に埋もれて身動きができなくなる。人生に挑み、本当に生きるには、瞬間瞬間に新しく生まれかわって運命をひらくのだ。それには心身とも無一文、無条件でなければならない。捨てれば捨てるほど、いのちは分厚く、純粋にふくらんでくる。今までの自分なんか、蹴トバシてやる。そのつもりで、ちょうどいい。 
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自宅に居ることを好む人が増えている。住宅の質が上がり、室内がより快適な空間となった。一方で、都心部や郊外で増え続ける商業施設がどこも似たようなものになり刺激的な消費の場が減っている。